読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

体のケアと健康・防災を考えるブログ

健康に関する情報を中心に、防災に関することもあわせて取り上げていきます。

スポンサーリンク


賞味期限が切れた非常用保存食を食べてみた!~マジックライス 『ドライカレ―』

スポンサーリンク

災害対策の一つとして、水と食料の確保というのは、生きるために最低限必要なことです。

とくに災害発生直後には、現場は混乱の極致に達しているので、公共機関が支援を行うまでに時間がかかりすぎる場合も考えられます。

そのときに事前に防災用品を確保しておけば、まったく何もない状態よりも、その先の避難生活がずいぶん違ったものになる可能性もあるでしょう。

実際に私が阪神・淡路大震災で罹災したときは、事前にまったく何の準備もしてませんでした。

なので、家が全壊して避難所生活を余儀なくされたときは、公共機関が提供してくれたパンやおにぎり以外のものが食べられず、これがけっこうお腹に堪えました。

傷ついた方や亡くなった方が多数おられる中で、不謹慎は考え方かもしれませんが、やはり空腹はかなり気になるもので・・

全壊した自宅の後かたずけや、ご近所さんの救出活動で体力を消耗するために、動き回るものですから、普段よりもお腹が空くんです。

しかも当時は20代のまっさかりでしたから、今よりももっと空腹になる感覚が早くて。

なので、避難所から、親戚の自宅に移って、温かいご飯やおかずを食べたときは、本当に涙がでてくるくらい嬉しかったですね。

ウーケ ふんわりごはん 国内産 100% (200g×3P)×8個

温かい食べ物は、身も心も温かくしてくれる。

そう確信した瞬間でした。

ということで、それ以来、できるだけ備蓄用品を揃えるようにしています。

とくに消費期限のある水と食料は定期的に買い求めて、期間を過ぎると買い替えをするというサイクルで、この20年間を過ごしてきています。

その間に東日本大震災と熊本地震という大きな災害があって、ますます備蓄の重要性を感じるようになりましたね。

そんな中で、今日ご紹介するのが、マジックライスの「ドライカレー」です。

実はこれ、かなり昔の保存食なんですよ。

なんと賞味期限が2009年9月ということだから、たぶん購入したのが、それより3~5年前と考えて、2006年~2004年あたりということに!

備蓄用品を収納しているリュックの底から出てきたので、買い替えするのを忘れていたんでしょうね。

 

 

 

表示されている期限からすでに7年も過ぎているので、足掛け10年前の製品ということになりますが、しかし真の保存食というのは、10年経っても劣化しないのでは・・・という恐ろし気な考えが自分の脳裏によぎりまして(笑)、本来なら捨てるはずのドライカレーを、今回あえて食べてみることにしました。

 

いざ実食!

 

乾燥させた保存食だけど、10年以上経過した食べ物って、どんな味がするのだろう・・・

そんな不安と期待が入り混じった思いを抱きながら、興味本位丸出しで、封を開けてみたんです。

 

 

おお。意外に普通だと。

もっと黒ずんでて、かび臭い匂いがするのかと思っていましたが、案外美味しそうな香りが漂ってきます。

 

 

 

 

ではそろそろ作っていきましょう。

作り方は簡単。

熱湯を入れて封を閉じるだけ。

20分ほど待てば、できあがりです。

あとは調味料を混ぜて、付属のスプーンで美味しく食べるだけ。

さすがは防災用の保存食。

作るのも食べるのもすごく簡単です。

  

 

 

 

 

さあ、これで準備完了です。

今まで何度かこのタイプの保存食を買い替え時期に食べてきましたが、本当に便利で美味しくて、普段の食事でも十分使える良さがありました。

それだけ日本のメーカーの保存調理技術が優れているということですかね。

でも今回はあくまで10年以上前の食べ物。

昔、探偵ナイトスクープという関西ローカルの番組で、10年以上冷蔵庫に入れたままの弁当箱を開けるという依頼映像を見たことがありますが、蓋を開けたとたん、依頼されてやってきたレポーターも依頼人も、あまりの臭さ飛んで逃げたという、おそろしの記録があります。

探偵!ナイトスクープ Vol.1&2 BOX [DVD]

それを思えば、今回の食べ物は、全然匂いはクリアできていて、むしろ食べたいと思わせてくれたぐらい。

匂いがそうなんだから、きっと味も相当にイケるはず!

そう確信し、20分経ってから、いよいよ開封しましたとも!

 

 

おおお!!

普通に美味そうだ!

香りはどちらかといえばチキンライス!

ということは、使われている乾燥肉は鶏肉かな?

 

 

 

調味料を入れて混ぜるべし!

とたんにドライカレーなフレーバーがあたりを覆う!

これは美味そうです!

途端にお腹が空いてきます。

これを20年前の震災の時に持っていたら、きっと泣いて喜んで貪っていそうなくらいに上質のドライカレーの香り!

 

 

皿に移して、写真に収めてみると、もうどこからどう見ても立派なドライカレーに!

お店で出しても恥ずかしくないくらいのカレーな香りと、質感を醸し出しています!

たった一つ、10年前のドライカレーだということを除けば、あとは完璧です!

 

 

想像していたよりも多めの量に胃の中は嬉しい悲鳴。

でも忘れてはならないのは、何度も言いますが、10年前の製品だということ。

しかし私はあきらめません。

この香り、この質感を目にして「ナイス!」と判断したこと、それすなわち、自分の中の本能が「食べても危険なし」という許可を与えたことになるのですから。

いざいかん、禁断の宴の世界に!!

 

 

おそるおそる口に入れると・・・

「ド、ドライカレー!」

という感想が真っ先に出てきました。

いやいや、ごくごく美味しい普通のドライカレーです。

腐った食べ物特有の酸っぱい味がすることもないし、ご飯の固さが妙に柔らかいということもない。

カビの香りを感じることもなければ、水っぽくもなくて、むしろ酒の勢いでごまかす必要もないくらい、一緒に飲んだ冷水が美味しかったくらい。

真面目に言うと、味はすごくしっかりしてまして、なかなか濃いです。

薬味で入っているパセリの風味も効いていて、すごくさっぱり感もあります。

なかなか辛さもあるので、さきほど言ったように水は必要ですかね。

正直、すごく食べごたえもあって、満足できました。

味だけみれば、どうしても単調になりがちな災害食のなかで、このドライカレーはかなりのアクセントになるかと思いますね。

買ってよかった・・としみじみ感じた、食後の至福の瞬間でした。

 

実食後の結論

 

最後の感想は完全に普通の食べ物のレビューになってしまいましたが(笑)、10年以上前の保存食と思えないほど、味も香りも、まったく問題はなかったです。

むしろ美味しくて、ガツガツ食べてしまったぞと。

その後にお腹が痛くなることもなく、特に身体上・精神上に異常をきたすこともなく、普通に日常生活を送って現在まで至りますので(1週間前に食べた)、やはり日本のメーカーが作った食品は世界最強です。 

とはいえ、やはり賞味期限が7年前のものですし、味覚や消化能力にも個々人の差がありますので、決して誰もにお勧めできる食べ方ではありません。

ただ非常時というのは、常にアクシデントはつきもの。

災害現場では、何があるのか予測がつかず、必要な時に必要な食べ物すら手に入らない不測の事態もあり得るのです。

そんなときに「母さん!昔の保存食があったぞ!」と、お父さんが戸袋の奥から見つけてきた10年以上前のマジックライスのドライカレーがあれば、少なくとも地球上に私一人は確実に体を損なうことなく完食できたという歴然とした事実が存在し、もしそのことが、ご家族の心の保険になると信じてもらえて、さらにそこから猛然とした決意のもとで実食に挑まれようと家族一同心を決められたのならば、私としては決して止めることなく、むしろ「味は悪くなかったよ」と優しい目でお伝えすることはできます。

でもあえて言わせてください。

どうか新しい日付のものをお買い求めください、と。

これを作られた株式会社サタケさんは、現在進行形で同じシリーズを発売されていますので、ぜひそちらをご購入くされば、非常時に胃も心も十分以上に満足できるものと確信しております。

皆様の非常食ライフが豊かなものになることを祈って・・・

*次回は「賞味期限の切れた五目御飯を食べてみた」をお送りする予定です。

アマノフーズ

  

関連記事

震災で体験したこと、感じた事(阪神淡路大震災でのこと)

災害時の食料&スイーツに井村屋のえいようかんを!

防災グッズ「どこでもペンライト」使用レビュー