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体のケアと健康・防災を考えるブログ

健康に関する情報を中心に、防災に関することもあわせて取り上げていきます。

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不規則な睡眠は肝臓がんのもとになる?

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NHKによると、米大学の研究チームが「睡眠が不規則になると肝臓がんになる恐れがある」とのこと。

 

www9.nhk.or.jp 

 

睡眠が不規則になり、体の1日のリズムをつかさどる体内時計が乱れると、肝臓がんになりやすいとするマウスの実験の結果を、アメリカの大学のグループが発表し、人でも不規則な睡眠によって、肝臓がんになるおそれがあるとして注意を促しています。

肝臓がんは、ウイルス感染によって引き起こされるほか、肥満などで肝臓に脂肪がたまる脂肪肝になると、起きやすくなるとされています。 

 

アメリカのベイラー医科大学がマウスを使った実験で明らかにしたことのようで、明かりを消す時間をずらすことでマウスを飼育したところ、健康的な食事を与えても、ほぼすべてのマウスが脂肪肝になって、9%が肝臓がんになったといいます。

研究グループによると、睡眠が不規則になると、消化を助ける酸が増えすぎ、それが肝臓がんにつながっていたとしていうらしいですね。

 

不規則睡眠と脂肪肝の関係とは?

 

 

なぜ睡眠が不規則になると、脂肪肝をもたらすのでしょうか?

以前に書いた「ダイエットで肝臓に負担をかけることの恐ろしさ」という記事でそのことに触れています。

juntarouletter.hateblo.jp 

 

脳は日中起きているときに糖分を必要としていますが、睡眠中は脳が休んでいるため、脂肪を使うモードに変わるようです。

これによって肝臓の脂肪も消費することになるので、脂肪肝の予防にもなるということなんですね。  

睡眠が不規則になると、脳が休みずらくなるため、脂肪の消費が衰えてしまうということになるのでしょうか。これに加えて、 

 

肝臓には糖を貯蔵する働きもあるのですが、脂肪でいっぱいになった肝臓に糖分を受け入れるスペースがないために、体内に溢れ出てしまうことになります。 

 

とあり、肝臓への悪影響だけでなく、血中に余分な糖分があふれ出す「糖尿病」の併発の危険性もでてくることが予想されます。

もちろん私は医学の専門家ではないので、はっきりとしたことは断定できないのですが、実験では不規則睡眠のマウスのほぼすべてが脂肪肝になったということですから、上に書いたことの可能性は高いですね。

ともあれ、この脂肪肝はかなり恐ろしい病気で、進行すると肝臓がんになるといわれています。

 

恐ろしい脂肪肝

 

 

 

脂肪肝にいたる道筋は大きく2つあって、一つがアルコールによるもの、もう一つが非アルコール(肥満、糖尿病、高脂血症)からくるものがあります。

この非アルコール性による脂肪肝はNASH(ナッシュ)と呼ばれる症状に発展する危険性があります。 

 

非アルコール性脂肪性肝炎では,肝臓に脂肪の蓄積だけでなく,炎症を伴い,慢性の肝障害が進行し,末期には肝硬変や肝癌へと進行することがあります。

一般のみなさまへ | 日本消化器病学会 

 

アルコール性の場合は禁酒をすることで防げますが、非アルコール性の場合だと、生活習慣を変える必要があります。 

 

・ごはん、くだもの、おやつ、ジュースを減らす

・お菓子、缶ジュース、ペットボトル飲料、アイスクリームなどのとり過ぎに注意する

・一食にご飯はお茶碗に軽く一杯にする

・三食きちんととり、夕食は軽めにする

・食物はゆっくりよくかんで食べる

・揚げ物、炒め物より「ゆでる、煮る、蒸す」料理を多くとるようにする

・歩行・ランニング・水泳などの有酸素運動を行う

・なるべく積極的に歩くようにする 

 

今まで上げてきた糖尿病対策やダイエット法の繰り返しですね。

基本的にはヘルシーな生活を心がけることで、多くの生活習慣病を防げるようです。

自分ががんであるかどうかや、肝臓の数値などを知りたい場合は、まずは病院に行くことをお勧めしますが、市販の検査キットで調べるものが色々と出回っているので、手軽に自宅でチェックすることができるようです。

 

まとめ

 

こうして調べてみると、睡眠は脳を休ませるだけではなく、体の各機能の調整という意味もあるようですね。

冒頭にあげた今回の米大学研究チームの発表は、それを裏付けるような結果をもたらしていました。

ただ一つ分からなかったのが「睡眠が不規則になると、消化を助ける酸が増えすぎ、それが肝臓がんにつながっていた」というくだりです。

私は医療の専門家ではないので「酸が過多になると、肝臓に負担をかけるという意味なのか?それが肝臓がんということなのか?」ということを、素人ながらに自問自答してしまいました。

実際のところはどうなんでしょうかね?

また調べてみて分かり次第、記事にアップできればと思っています。

ともあれ、睡眠は規則的にとらないとエライ目に遭うということだけはしっかりと胸に刻み込んだつもりです(笑)

やっぱり人間も地球生物の一つですから、地球のサイクルに従って「日が落ちると眠って、日が昇ると目を覚ます」という生活スタイルを守ったほうが身のためだということでしょうね。

できるだけ決まった時間に寝るようにしましょう。

 

追記(動物実験の今後)

 

 

毎回ですが、こういう医学の実験で使われる動物たちは本当に悲惨だなと思ってしまいます。

何の罪もなく、そのために生まれてきたのではないのに、実験の道具にされ、人工的に病すらかけられてしまう不幸。

医学の発展のためとはいえ、なんとも辛いものがありますね・・

ただ一つ光明があります。

以前に何かの医学ニュースで、マウスではなく、人間の細胞を使ったことで、高い成果が得られたというもの。

具体的な内容を覚えてないので全く申し訳ないのですが(汗)、このときのニュースを見て、たぶんこれからの医療はこの方向で進んでいくんだろうな、という確信に近いものを感じた記憶があります。

そりゃあそうですよね。

人間相手の医薬を作るのに、人間以外の細胞を使うと、実験の精度が落ちるのは当たり前ですから。

おそらくマウスは人間のDNAに近いという理由で使われていると思うのですが(管理しやすいというのもあるのかもしれません)、もし今後、人間の細胞をあらゆる部位で医薬実験に実用で使用できるのだとすれば、精度はもちろんのこと、動物実験という形で、無駄な命を奪わずに済むという利点が出てくると思います。

とくに今はips細胞(人工多能性幹細胞)による治療(再生医療)や実験が実用化の段階にきていると聞きますから(もうとっくに現場では使われてるかもしれません)、そうであれば、これからの医療はより命に優しいエコなものに進化することでしょう。

本当にそうなれば良いと思います。

人間にとっても、動物にとっても。

すべての生き物に生きる権利と尊厳が備わる日が来ることを願ってやみません。

 

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