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体のケアと健康・防災を考えるブログ

健康に関する情報を中心に、防災に関することもあわせて取り上げていきます。

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地球に帰還した宇宙飛行士の大西さん、リハビリを日本で始める!

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先月に宇宙ステーションから帰還した大西卓哉さんが、NASAでのリハビリを終え、現在は日本でその続きを行っているようです。

 

www.nikkei.com

 

宇宙ステーションから帰還した当初の映像をテレビで見ていたが、周りのスタッフに抱えられて、まるで赤ちゃんのような状態でインタビューに答えていたことが印象的でした。

 

from: vpoint.jp

 

宇宙空間では重力がないために体が弱ってしまい、地球に戻ると自力で立てなくなるくらいの状態になるというのは、前から色んなメディア媒体で聞いていたので、さすがに驚きはしなかったですが、実際にそういう姿をテレビ越しとはいえ、目にしたのは初めてだったので、「これがそうか・・」と見入ってしまっていたのです。

それから他の番組でも、宇宙飛行士が帰還するとこうなる的な企画をやっていて、たしかアメリカ人の女性飛行士が壇上で話をしているときに倒れ込んだ映像がありましたが、これはさすがに衝撃的でしたね。

こういうことがあるので、地球に帰還した宇宙飛行士は、体を元の状態に戻すためにリハビリテーションを行わなければならないのです。

大西さんもその例に漏れず、NASAでリハビリを続けていたようですが(45日間)、その後日本に戻ってきて、筑波にある施設で運動を続けているよう。 

 

大西さんは、今月20日に日本に一時帰国し、リハビリの一部を茨城県の筑波宇宙センターで行っていて、25日にその様子が報道関係者に公開されました。(上記NHKサイトより)

  

これがなんでニュースになるの?と最初は思いましたが、よく読んでいるうちに、今まで日本人の宇宙飛行士はNASAでしか機能回復のリハビリトレーニングを行っていなかった、ということが分かりました。

ようやく日本でも専門の施設が整ってきたので、今回初めて大西さんがそこでリハビリを行うことにしたということ。

日本人として素直に嬉しいことですね。

 

耳石を動かす

 

宇宙空間では重力がないために、骨密度が落ちたり、筋肉が衰えたりするので、体を維持するためにも、一日数時間の運動を義務付けていることは有名です。

 

iss.jaxa.jp 

 

ISS滞在中の宇宙飛行士の日課には、1日約2時間の運動プログラムが組み込まれて、骨量と骨を支える筋肉の維持を図っています。 

 

しかし運動だけでは不十分とのことで、特別な薬が使われているとも上記のサイトで説明しているようですね。

なんとも大変なことだとは思いますが、宇宙という異質の空間では人間は本来生きられるはずもないので、それを可能にするためにも仕方のない処置なのでしょう。

しかしこれだけのことをしてもなお、人体は完全に適応できずに、帰還してからはその弊害が一気に現れるというから、やはり宇宙は別次元の空間です。

宇宙では筋肉や骨の衰えだけでなく、体の各機能が急激に衰えてしまい、いわば老化現象のような形に人体が変化してしまいます。

この謎について、NASAは長年に渡って研究し、ついにその原因解明にたどり着きました。 

juntarouletter.hateblo.jp  

我田引水ですいません(笑)

前回放送のガッテン!のレビューです。

このレビューでは、宇宙空間で人体が老化する原因を調べた結果、宇宙空間と同じく、地上での老化現象にも深く関係する「ある器官」の存在が明らかになった、ということを触れました。 

 

耳石とは内耳の奥にあって、体の平衡を司るための働きをする器官です。

いわば重力を感知する器官ですが、同時に筋肉や自律神経、目ともつながっているという、非常に重要な器官でもあります。

この耳石が動くことで筋肉に信号が送られ、そこで初めて筋肉が動く状態になるのので、逆に言うと、宇宙空間では無重力状態のためにこの耳石が動かず、そのため筋肉に信号が送られなくなって、いくら運動をしても筋肉が使われないということになってしまうのです。 

 

そう、耳石です。

 

from: uni.hi.is

 

耳石を動かすことで、運動そのものよりもダイレクトに筋肉部位に刺激をもたらすという内容でしたね。

もちろん地球に戻ってくれば、体を動かしてさえいれば、耳石は自然と動くので、現在大西さんがされている運動は、それ以上の機能回復を目指してのこと。

しかし次の発言は何気に重いですね。 

 

リハビリのあと、記者会見に臨んだ大西さんは「地球に帰還した直後は、脳が重力を忘れていて、普通に歩くことすら難しい状況だった。リハビリを行うことで、今は90%ぐらいまで回復しているが、重力に再び慣れる難しさを感じている」と述べました。(上記NHKサイトより) 

 

脳が重力を忘れてしまうという感覚。

まったく想像できません(汗)

たぶん、ここが「耳石」が動く感覚とつながってくるのでしょう。

一月以上経って、まだ90%の状態ということですから(!)、いかに宇宙での活動が宇宙飛行士の体に負担を与えていたのかが分かります。

現在はアメリカを中心にして、宇宙に行くツアーや、宇宙ステーションを建設して宿泊する計画も立ち上がっているようですが、訓練を受けた宇宙飛行士ですらこの状態なのですから、一般人が宇宙で同じことをすれば凄まじい老化現象が人体を襲いかねません。

リアル浦島太郎物語のような感じで、けっこう笑えませんね。

 

月や火星は重力があるのか?

 

 from: The Martian

 

大西さんはインタビューでこう答えていました 

 

「今後、月や火星を目指すとなると、そこには重力があるので、そこを目指す難しさを身にしみて感じている」と述べ、無重力の状態と重力がある状態とが繰り返されることになる、将来の月や火星の有人探査に向けた課題を指摘していました。(上記NHKサイトより) 

 

月や火星には重力があるとは!

初めて知った事実です。

今まで地球外の惑星は全て無重力だと思ってました。 

 

月の重力は地球の約6分の1。ほとんど大気がないため、昼夜の温度差が非常に大きくなります。月の赤道付近の観測では、昼は110℃、夜は-170℃と、その差は200℃以上もあります。

JAXA|もっと知りたい! 「月」ってナンだ!? 

 

 月には一応重力が存在しているようですね。

アメリカやソ連の宇宙飛行士が宇宙服を着てフワフワ飛んでるのを見ていたので、無重力なのかなと思ってましたが、あれでも多少の重力があるのでしょう。

  

直径は地球の半分ほどで、質量は地球の約 110 に過ぎないため、火星の地表での重力の強さは地球の40%ほどしかない。

火星 - Wikipedia 

 

火星は地球の40%だとか。

40%って・・・あんまりイメージが湧きません(汗)

月の6分の一が10%強だと考えると、まだ火星のほうがフワフワしなくて済みそうなレベルですか。

SF映画ではよく宇宙船の中は人工的に重力を発生させていて、地球上で船や飛行機を操縦するのと同じように皆、普通に椅子に座って過ごしていますが、テレビで流れる宇宙船の状況だと、どうもそれとは違うようですね。

たぶん無重力までいかなくても、限りなく少ない重力で維持されているのでしょう。

大西さんが言う「無重力の状態と重力がある状態とが繰り返されることになる、将来の月や火星の有人探査に向けた課題」というのは、探査船における無重力状態と、惑星地表での重力がある状態での交互の活動が、人体に想像以上の負担をかけるので、それに対する対策を考えなくてはならないということでしょう。

でも人体構造が今のままで推移するならば、耳石の重要性は未来でも変わらないので、人体が健康でいられるレベルの重力を維持できるだけの探査船を作り、その中で運動を含めた体のケアを続けながら、宇宙での長期間に渡る活動に従事する以外は考えられないような気がしますね。

 

まとめ

 

宇宙での活動がもはや不思議でもなんでもなくなってきた現在、いずれ一般人も普通に宇宙に出かけていき、宇宙で観光したり仕事をする日は確実にやってくるでしょう。

そんなときに向けて、様々な宇宙ビジネスが立ち上がっていて、その中でおそらく宇宙空間での健康維持をビジネスにした企業も生まれてくるに違いありません。

宇宙スポーツクラブとか、宇宙病院とか考えていると、いろいろ面白いですね。

個人的にはガッテン!の宇宙版が放映されて、志の輔師匠と小野アナがゲストと一緒に火星のスタジオでフワフワ浮きながら、あれこれ言ってる姿を見てみたい(笑)

重力がないからストレスもかからないのだ!とか、無重力状態でのストレッチ!みたいな番組もいいですねえ。

そんな感じで、大西さんのリハビリから色々考えてみた宇宙ニュースレビューでした^^

 

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