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体のケアと健康・防災を考えるブログ

健康に関する情報を中心に、防災に関することもあわせて取り上げていきます。

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歯周病菌が引き起こす関節リウマチとは?

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先週のNHKガッテンで取り上げられた口内フローラ特集の「歯周病菌がさまざまな合併症を引き起こす」というくだりで、その合併症の一つに関節リウマチが挙げられていました。 

www9.nhk.or.jp

口内フローラの割合は、善玉菌9割、悪玉菌1割ていどが理想的なバランスと言われています。

「でももし悪玉菌が増えても、虫歯や歯周病になるだけでは?」と思ったらとんでもない!最近の研究から分かってきたのは、悪玉菌、特に歯周病菌が口の中で増殖すると、歯周病菌が血管に入り込んで全身で恐ろしい病気を引き起こすことです。

心筋梗塞・脳梗塞そして認知症、がん、関節リウマチなどなど・・・メカニズムは詳しくは分かっていませんが、これらの病気に大きく関与していることが分かってきたよう。 

歯周病菌が血管に入り込むことで起こる様々な症状は、どれも命に関わる重病の部類に入ります。

ただ「脳梗塞」「心筋梗塞」「認知症」「がん」は、その原因が血管の不良にあるのかもしれないという、漠然としたイメージはつくのですが(正しい専門知識があるかどうかは別にして)、関節リウマチに関しては、もともとの症状の知識がないこともあって、まったく想像もつきません。

いったいこの「歯周病菌」と「関節リウマチ」の間には、どのような関連性があるのでしょうか?

まずはリウマチについて調べてみて、そこから派生的につながるものがあるのかどうか、自分なりにまとめてみることにします。

 

関節リウマチとは何か?

 

from: ghr.nlm.nih.gov

 

リウマチというと、お年寄りが発症するイメージが強いですが、あいにく私の周りで発症された方はいないので、実際の症状がどのようなものか全く想像がつきません。

噂などで、「あれはすごく痛い」「関節が歪む」などの話を聞いたりすることはあるのですが、本当のところはどのようなものなのでしょうか? 

 

・関節内に存在する滑膜という組織が異常増殖することによって関節内に慢性の炎症を生じる疾患で、進行すると関節が破壊され様々な程度の機能障害を引き起こします。   

・最初は両方の手や足の指の関節が対称的に腫れて、とくに朝、こわばるようになります。また、人によっては膝関節や股関節など大きな関節にも病変が進み、水が溜まり、動きにくくなり、痛みのために日常生活に困難をおぼえるようになります。

 ・全身の関節に進行していく病型の患者さんの場合、指や手首の関節が破壊され、指が短くなったり、関節が脱臼して強く変形することがあります。足のゆびにも変形がおこります。 

(引用元:「関節リウマチ」|日本整形外科学会 症状・病気をしらべるより)

 

以上の症状が特徴的のようです。

上記サイトによれば、この病気に至る具体的な経過としては、何らかの要因で自身の体の免疫系が体の一部を自身のものでないと判断し、抗体を作って破壊していくことにあるとして、その結果、骨や関節に異常がでてくると説明されています。

関節リウマチの治療法は、薬物療法が主のようですが、場合によっては手術が必要になることもあるようですね。

 

治療は薬物療法が基本であり、抗リウマチ剤と非ステロイド性消炎剤を基本として、症例によってはステロイド剤、免疫抑制剤、生物学的製剤が用いられます。補助療法として、ステロイド剤やヒアルロン酸製剤の関節内注射が行われることもあります。リハビリテーション・理学療法も有効です。

「関節リウマチ」|日本整形外科学会 症状・病気をしらべる

 

免疫が反応して病状を引き起こすという点では、アレルギー症状と似ている部分があるのかもしれません。

関節リウマチになる原因というのは、まだはっきりとわかってはおらず、遺伝やウイルスによって引き起こされるという可能性もあるそうですが、そうであれば、歯周病菌も免疫系によってウイルスと同様の異物として認識され、そこから何らかの反応が生じて、関節リウマチに発展するということになるのではないでしょうか?

それとも歯周病菌そのものが関節内に異常を引き起こすのか・・・?

これ以上、素人があれこれ考えても時間の無駄なので(苦笑)、次のターンで専門家の知見を仰ぐことにしましょう。

 

歯周病との関連性

 

以下のサイトからの引用です。

歯周病と関節リウマチ発症との相関を示す — 京都大学

 

関節リウマチ患者の約8割の血液中には、抗シトルリン化蛋白抗体(抗CCP抗体)という、シトルリン化という反応を経たタンパクを認識する抗体(血清マーカーの一種)が検出されますが、この抗体はしばしば関節リウマチの発症に先立って検出されます。また近年、歯周病菌の一種であるポルフィロモナス・ジンジバリス菌(ポルフィロモナス菌)が、現在知られている中で唯一シトルリン化を起こす酵素を産生する細菌であることが報告されました。そのため、歯周病の罹患が、この歯周病菌の持つシトルリン化酵素による過剰なシトルリン化を介して、関節リウマチの発症に先立って検出される抗CCP抗体の産生を引き起こし、ひいては関節リウマチの発症につながっているのではないかと考えられるようになったのです。

 

上の引用文はあくまで仮定であり、これを実証するために、実際の患者さんや健常者の方々を調査した結果、歯周病が関節リウマチの発症に影響を与える可能性がある、と結論づけられたようです。

大事なのは「この歯周病菌の持つシトルリン化酵素による過剰なシトルリン化を介して、関節リウマチの発症に先立って検出される抗CCP抗体の産生を引き起こし」の部分が、まさに一般的に関節リウマチを発症させるきっかけとなる、

 

自分の身体の一部を自分のものではないとして、これに対する抗体をつくって反応をおこしてしまい

 

というメカニズムと類似しているということ。

その結果、

 

このために関節液をつくる滑膜という組織にリンパ系細胞が集まって反応がおこります。そして、滑膜はさまざまな破壊物質の産生工場となって、しだいに自分の軟骨や骨を破壊してゆきます。

 

となっていくわけですね。

(前文の引用元:「関節リウマチ」|日本整形外科学会 症状・病気をしらべる

つまり、歯周病菌そのものが骨に変形をもたらすのではなくて、侵入してきた歯周病菌に免疫抗体が反応して関節リウマチを発症させるというのが、上記の専門サイトから得られた歯周病菌⇒関節リウマチの発生メカニズムだったというわけです。

*以上のサイト主による考察や実験結果は、あくまで可能性を示唆したに過ぎず、歯周病菌と関節リウマチ発症との因果関係を断定したというものではありません。

 

最後に

 

ほぼほぼ引用ながら、なんとか歯周病菌と関節リウマチとの高い関連性にたどりつくことができました。

もともと関節リウマチに関する知識がほぼゼロだったものですから、この記事をきっかけに色々調べて病気の知識を得られたことは良かったと思います。

それにしても関節リウマチは本当に恐ろしい病気で、できれば一生関わりたくない病の一つだと言えますね。

関節リウマチ

そしてその恐ろしい病が歯周病菌によってもたらされるということ・・・

これはすごく怖いことだと思います。

なにせ、30歳以上の成人の約80%が罹患している慢性疾患ということですから。

同時にほぼ同数の人が、関節リウマチのリスクも抱えているということになります(汗)

本当に「たかが歯周病、されど歯周病」です。

もうこれからはきちんと歯医者に行って、歯や歯茎の点検と治療をしてもらうしかありません。

そして日常では、ガッテンで紹介されていた「歯周病菌を撃退する緑茶うがい」で、毎日のお口のケアを頑張るしかないですね。

歯周病を防ぐことが万病を防ぐ。

この言葉を胸に、今日も緑茶うがいをしながら仕事を頑張ります!

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