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近赤外線でがん細胞が死滅!日本人研究者が開発した驚きの治療法とは?!

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これまでにいくつかの「がん」治療法を取り上げてきましたが、今回の医療記事は今まで取り上げてきた中で最も効果的な治療法との印象を受けました。

www.mugendai-web.jp

 

人体に無害な近赤外線を照射してがん細胞を消滅させる新しい治療法の開発が、世界の注目を集めている。 「近赤外光線免疫治療法」と言い、米国立がん研究所(NCI:National Cancer Institute)の小林久隆・主任研究員が開発した。がん患者を対象にする臨床試験も順調に進み、2~3年後の実用化を目指している。

(同サイトより)

 

では具体的にどのような治療法なのでしょうか。

以下に簡単にまとめますと、

 

①がん細胞にくっつく抗体をチョイス

②近赤外線を受けて発熱する物質を抗体に付着させる

③体内に注射

④近赤外線を照射

⑤がん表面で熱を出して細胞を破壊する

 

 のような流れになります。

イメージ的には次のような感じです。

 

引用元:http://www.mugendai-web.jp/archives/6080

 

この治療法の良いところは、副作用がないところ。

通常の放射線治療だと、どうしても正常な細胞まで傷めてしまいますが、この近赤外線治療の場合は、2段階に分けて安全性を確保しているのがポイントです。

 

・がん以外の正常な細胞には「抗体」は結合しないので、近赤外線を当てても害はない

・仮に「抗体」ががん細胞と結合しても、近赤外線を当てなければ破壊されない

 

つまり「抗体」「近赤外線」の二つがこの治療法の肝であり、さらにその二つをどう組み合わせるかで破壊する対象の細胞を決定できる、というのが最大の特徴かと思います。

ここでいう近赤外線とは「テレビのリモコンや果物の糖度測定などに使われる光のことで、可視光と違って人体をある程度深くまで透過し、無害」だといわれています。

 

がんの8割以上に効果がある

 

 

皮膚がん、食道がん、膀胱がん、大腸がん、肝臓がん、すい臓がん、腎臓がんなど、ほぼ全身の「がん」に応用できます。

また転移したがんについても、近赤外線治療で「がん細胞」の抗原(壊れたタンパク質)が露出し、それを免疫細胞が食べることにより、その情報をリンパ球に届けるようですね。

この情報を得たリンパ球は、それを基に転移したがんを攻撃し(血流に乗って)、免疫が活性化する、という仕組みなんですね。

気になる治療法のお値段ですが、近赤外線を照射させる機械が300万円とかなり安価に抑えられているので、治療費にも当然それが反映され、低い価格での治療が可能になるでしょう。

また治療にかかる時間も少なくて済み、日帰り、もしくは一日の入院で終わるのだとか。

現在は臨床試験を繰り返し、実用化まで2~3年のところまできてるそうですが、もはやここまできたら「がん」は不治の病ではなくなるのでしょうね。

 

最後に

 

近赤外線という、体の奥まで浸透する近赤外光そのものが「がん」を死滅させるのではなく、がんのそばに注入した抗体を発熱させて撃退するという発想はかなり面白いと思いました。

さらに、それによって活性化した免疫機能が「転移したがん」にまで効果があるとなると、このまま実用化が進むとなれば、まさに最強の「がん治療法」と銘打ってもおかしくないと思いますね。

これも独自の発想を良しとする米国ならではの研究成果ではないでしょうか。

しかもそれを開発したのが、日本人の研究者だといいますから、同じ日本人として何気に嬉しい気持ちです。

おそらく私が老境にさしかかったころには、実用化されてコストもより低くおさえられているでしょうから、これで安心して老後を暮らせるというもの。

無病息災といいますから、本来は病気をしないほうがいいんですが(苦笑)

とにもかくにも、素晴らしい治療開発の成果に拍手を送りたいと思います。

 

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