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体のケアと健康・防災を考えるブログ

健康に関する情報を中心に、防災に関することもあわせて取り上げていきます。

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NHKガッテンの「尿酸値」を下げる食品の秘密は牛乳にあり!

腎臓・尿酸 テレビ番組
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新年最初のガッテンです。

今日のお題は「尿酸値を下げる秘策!」。

www9.nhk.or.jp

尿酸値といえば「痛風」をすぐにイメージしてしまいますが、この尿酸値を下げる秘訣が冷蔵庫にある「牛乳」にあるということでした。

その前に

まずは尿酸について、もう少し詳しく触れていきましょう。

 

尿酸値は悪者ではないのか

 

 

尿酸と尿酸値、尿酸値といえば「痛風」というように、健康診断でもお馴染みのこの名称が、今や痛風と同義語に近い響きを持つようになっている、と感じるのは私だけではないと思います。

それほど尿酸は悪者的なイメージがあるわけですが、実際にはどうなのでしょう?

番組では人間と動物の尿酸値を調べて、両者を比較することで、尿酸値の本来の意味を明らかにしていました。

 

人間

ホワイトタイガー

0.6

マントヒヒ

0.4

サラブレッド

0.2

0.2

スローリス

0.2

(単位=mg/dl) 

 

上から順番に尿酸の値が高くなっているのが分かります。

その意味なのですが、実は寿命の長い順に「尿酸値」が高いということなんですね。

尿酸は抗酸化力が高く、体内の炎症を抑える効果があります。

抗酸化はアンチエイジング(老化防止)にもつながるので、まさに人類は進化の過程で抗酸化力を手にして「寿命を延ばした」ということになるのでしょう。

ということはつまり、尿酸そのものは決して悪いモノではない、ということになるのです。

 

一定量を越えた尿酸が悪さをする

 

ではどういう状態が尿酸が人体に有害になるのかというと、7.0mg/dlを越えると危険水域に突入します。

これは尿酸が体内に蓄積されて排せつされなくなると、尿酸が結晶に変化して骨にこびりついてしまうからです。

こびりついた結晶が骨から剥がれ落ちた破片を免疫細胞(白血球)が異物とみなして攻撃を開始します。

このときに生じる痛みが「痛風発作」となります。

その痛みは尋常でなく、体の内側から激痛が走るといわれています。

 

 

職場の同僚が数年前に痛風にかかっていましたが、その時はしばらくは歩くのもままならず、足を引きずりながら仕事をしていたのを横目で見て「うわぁ・・」と他人事ながら、痛々しく思ってました。

毎日、高カロリーの食事や飲酒を繰り返していましたので(by飲み屋)、自業自得と言えばそれまでなのですが・・・

結局は節食・節酒を心がけて、病院に通っていると、しばらくして収まったようですがね。

このように、見た目にも本人的にも非常につらく、激痛を伴う痛風の原因となる「尿酸」の蓄積は、関節だけでなく、内臓機器や脊髄にも起こることがあるので要注意!というわけです。

 

尿酸値が上がる理由

 

ではその尿酸はどうやって生まれるのかというと、それはプリン体と密接な関係があります。

尿酸はプリン体という物質が変化したものです。

プリン体は細胞の核酸に含まれていて、細胞分裂や細胞の多い臓器などに含まれているそうです。

旨み成分がプリン体の一種ということから、ダシに使われる魚類や肉などは、まさにそのものといったところではないでしょうか。

こうしたプリン体を摂取することで、体内で肝臓によって尿酸に変えられます。

正常値の尿酸が人体に有用なのは先ほど述べましたが、これが過剰になると「痛風」になることも同様です。

俗に「プリン体が多く含まれる食材(肉、魚、甘いもの等)を取りすぎることが尿酸値を上げる」と言われますが、

 

食事から2割

細胞から8割

 

の割合となり、食事からの量はあまり関係がない、というわけです。

いっぽうで残りの8割の「細胞からのプリン体」も、古い細胞が新しい細胞に生まれ変わるときに生じるプリン体⇒尿酸の値であって、それ自体は悪いものではありません。

むしろ多くの場合に問題となるのは、尿酸が体外に排泄できない、ということにあります。

実は高尿酸の人の9割は、尿酸の排泄機能が上手く働いてません。

尿酸が体の外に排泄されないと、体内にどんどん蓄積されていき、高尿酸となって、痛風やそのほかの病気を引き起こしてしまいます。

そのために役に立つのが「牛乳」というわけなんです。

 

 

牛乳にはカゼインという成分が含まれていて、これが胃腸で分解されるとアラニンという成分に変わります。

このアラニンが腎臓の働きを助けて、尿酸を体の外に押し出す働きをしてくれるのです。

つまり、普段から牛乳を飲んでいる人は、知らず知らずのうちに尿酸が排せつできていた、ということになりますね。

 

尿酸を下げるためには

 

番組では普段から尿酸値が高いことで悩んでいる被験者に牛乳を飲んでもらって、後日に尿酸値を測定したところ、なんと37%も尿酸の排泄量が増えていたことが分かりました!

オーマイガッド!

まさに冷蔵庫の神様と言う感じですね。

被験者の方々も「ありがとう、牛さん!」と心の中で涙を流していたことでしょう。

そんな牛さんの生み出す貴重なミルクの中でも、尿酸値を下げるには、

低脂肪乳

が良いのだとか。

ヨーグルト

も効果があるようです。

温めたホットミルクでも、調理したものでもOK!

あと気を付けなければいけないのは肥満です。

肥満になるとインシュリンが体内に余ってくるので、これが尿酸の排泄を妨げる原因になってしまいます。

肥満の遠因となる甘いものやアルコールも、尿酸を作り出してしまうので、控えめにしたいものです。

逆に尿酸の排泄を助けてくれるのが、野菜なので、牛乳とともに毎日食べたいものですね。

では今日のまとめをしたいと思います。 

 

①尿酸は抗酸化力があるので、人体に有用

②ただし正常値(7.0mg/dl)を超えると危険

③高尿酸のほとんどは「蓄積した尿酸が排せつできていない」ことにある

④尿酸を排せつする役割を果たすのは腎臓

⑤腎臓を助けるために牛乳を飲むべし(低脂肪乳を一日コップ一杯)

⑥甘いものやアルコールは控えるべし

⑦野菜をしっかり食べるべし

⑧肥満になるべからず 

 

まさか牛乳が尿酸値を打ち崩す魔法の杖を持っているとは露ほども思いませんでした。

どちらかというと、カロリー高めなイメージがありましたので。

まさに冷蔵庫の中の救世主という感じですね。(本日二度目のヨイショです)

ちなみに牛乳と似ている豆乳には成分が異なるので、尿酸の増減には関係ないそうです。

 

まとめ

 

今日のガッテンも面白い内容でした。

尿酸値のリアルな姿や、意外な食材が尿酸値を排せつさせたりと、いつも以上に目から鱗な情報を知ることができて、大変に参考になりました。

牛乳なら毎日飲めますし、ヨーグルトも好きなほうなので、抵抗なく毎日食べられそうな気がします。

温めても大丈夫ということですから、寒い冬にはホットミルクで尿酸値を下げましょう。

今年も健康な一年を皆様と共に。 

朝から腰に手を当てて牛乳をゴクゴク飲んでいきましょう! 

低脂肪乳

 

追記

 

「牛乳の危険性を調べたほうが良い」と記事投稿後に指摘がありましたので、ネット上で色々と検索してみたところ、確かに様々な情報が溢れておりました。

目だった主な批判としては「骨粗鬆症になりやすい」「穀物飼料の危険性(遺伝子組み換えによる)」「飼育環境による投薬の影響」などでしょうか。

確かにどれも納得のいく意見であり、もしそれらの批判のすべてが本当なら、牛乳を飲むのにちょっと躊躇してしまうなあと思いますね。

公益財団法人の骨粗鬆症財団のサイトでも、いくつかの牛乳の問題点を上げていて、そこに一定の回答を上げられています。(短くまとめてみました)

 

・国内外の骨粗鬆症に関する専門家が集まる学会で、「牛乳や乳製品が骨粗鬆症の原因になる」という報告は行われていない

・牛乳や乳製品の摂取量を増やすと小児期には骨量の増加に役立ち、中高年期の女性の場合は閉経後の骨量減少を抑えるという検証結果が発表されている

・骨粗鬆症の危険因子には遺伝の要素が含まれており、もともと黄色人種や黒人に比べて、白人は骨粗鬆症になりやすい(乳製品を多く摂取する欧米人に骨粗鬆症が多いか?という問いに対して)

牛乳を飲んでも大丈夫? | 公益財団法人 骨粗鬆症財団

(一部抜粋・引用)

 

またこちらのサイトでは、糖尿病に関する牛乳の影響について触れています。

 

・肉類や乳製品などから飽和脂肪酸をとりすぎると、動脈硬化が引き起こされ、心疾患や高血圧症、脳血管障害などの病気にかかりやすくなるが、飽和脂肪酸は少なすぎても良くない。日本人を対象とした研究で、飽和脂肪酸の摂取量が特に少ない人では逆に心疾患や脳卒中にかかる割合が高くなることが確かめられた。

・欧米人で骨折が多いのは、欧米では肉類を多く食べることや、日本人より強度の肥満が多いなど体格の違いによるものと考えられる。

・国内では、搾乳される牛に対して抗生物質、成長ホルモンなどの薬物投与は禁止されている。衛生検査が酪農家から牛乳が出荷される時と、工場で受け入れられる時に行われており、失格になった場合は廃棄される。

<最後のまとめ>

・特定の食品が病気や健康に与える影響を過大に信じ込んだり不信感を抱かないで、量やバランスを考えながら利用するのが正しいやり方である。

牛乳の栄養が見直されている | ニュース・資料室 | 糖尿病ネットワーク

(一部抜粋・引用)

 

もちろんこれがネット上で語られている牛乳の悪影響への答えを網羅したものではありませんが、おおよその疑問への回答は出されているような気がします。

ただそれが完璧な回答か?と問われれば、そこは専門家でもないので何とも言い難いですし、そこで示された大元のデータ(第一次情報)を示せと言われれば、それはもうそれぞれのサイトで個別に問い合わせて頂くしかなくなるのですが・・

結局のところ、牛乳に限らず、どの食品、食材でも、同じような危険性や安全性への懸念は存在し続けるわけですし、それから身を守るためには、量やバランスを考えるのももちろんのこと、自分の目で安全だと思われる食品を選んでいくしかないのでしょうね。

もちろん食品の安全性に関する情報開示は公的機関が義務として定期的に行うべきですし、それに対するチェックも国民が率先して行っていかなければならないのだと思います。

そのうえで、自分で納得してそれを食べる(飲む)、少々高くなっても、原料表示や産地をきちんと明記しているものを買うなどして、自己防衛をしっかり行うことが、一般の消費者が今できる最善の方法ではないでしょうか。

質の良い食材、質の良い牛乳で頑張っていきましょう!!

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juntarouletter.hateblo.jp

尿酸値を下げる食事と運動をまとめてみました^^

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