体のケアと健康について考えるブログ

健康に関する情報と体験レビューをお送りします

スポンサーリンク


尿に蛋白(タンパク)が出てると言われたら?腎臓の病気とその危険性について調べてみました

スポンサーリンク


 

この間、職場に嘱託で来られている年配の男性(60代)と話をする機会がありました。
普段からよく話はするのですが、このときもあれやこれやと世間話をしていたところ、話の合間合間に妙に浮かない顔をされるので、「どうかされたのですか?」とお聞きしたのです。

するとその方は、

「尿からタンパクが出たんだよ」

と言って、表情を曇らせました。

こうしたブログを書いておきながら、恥ずかしながら、特に内臓回りの病気については知識の欠損がひどく、このときも「タンパクって・・・どんな働きしてたっけ?」と頭の中で?マークが飛び回っていたのです。

そこで私は少し戸惑いながら「それは・・どこかが悪いということですか?」とお訊ねすると、男性は「詳しくは分からない。もう一度検査が必要とは言われててね」と言われ、さらにお話を聞くと、どうも尿からタンパクがでるのは、腎臓に問題があるとかで、それも長引くと腎不全になる可能性もあるとのことでした。 

その場は「そうですか・・」と頷きながら、それに関するお話を少しお聞きして会話を終えたのですが、「腎臓の働きって・・・どんなんだ?」と改めて疑問符が頭に残ったままだったので、帰宅して色々調べることに決めたのです。

その結果、

腎臓病は慢性化すると怖いことになる

ということを、改めて理解することができました。

ご存知の方は「何を今さら」と鼻で笑われる知識レベルでしょうが、しかし今まで健康診断でそういった問題が一切なかった自分からすれば、必要性が全くない方面の情報ではあったわけです。

しかし、自分の周りでもこうした病気の話がぼちぼち出始めていますし、自分自身もあと数年すればそうした病気にかかるかもしれない年齢に達してきますので、今のうちからこうした具体的な病気に関することを調べておいて知識を身に着けておく必要があるな、とも思いますし、健康に関するブログを書いている以上、腎臓や蛋白尿に関して無知でいるというのも、かなりこっ恥ずかしい話でもあると思いますので、今回のこの記事を書こうと決めたというわけなのですね。

 

ざっくりと見た腎臓の働き

 

ということで、色々と専門のサイトを見てたり、公的機関の情報をチェックしたりしてみたところ、ざっくりと理解した感じでは、次のような流れになりました。 

 

腎臓の働き
背中側のやや上部に左右一つずつある臓器。
そら豆のような形状で、大きさは握りこぶしほど。
重さは1個150g。
腎臓には約100万個の根フロン(糸球体と尿細管)よ呼ばれる血液の濾過装置があって、心臓から送り出されてきた血液を濾過する
血液から濾過された老廃物は尿として排出される
他には尿の量を調節して、体内の水分量を一定に保つ機能がある 

 

 

 

ふむふむと。

今まで見向きもしませんでしたが、血液を濾過したり、水分を一定量に保ったりして、かなり重要な役割を担っていたのですね。

つまりは「濾過装置」であるということ。

ではその「濾過装置」が壊れるときというのは、いったい何が原因で、どういった経過で相変化していくのでしょうか?

そう、つまりは腎臓の病気というやつです。 

 

腎臓病
腎臓の糸球体や尿細管が冒されることで、腎臓の働きが悪くなる病気。
さまざまな種類があり、それぞれの原因や症状も異なってくる。

 

なるほど、と。
糸球体尿細管がポイントなのかと。
いやいや、そもそも、その糸球体ってなんなのだ? 

 

糸球体
毛細血管が糸玉のように球状に集まったもの。

腎臓の皮質にある。

ボーマン囊(のう)に包まれて腎小体をつくる。

血液を濾過(ろか)し、血球やタンパク質以外の成分は、ボーマン囊へ押し出されて原尿になる。

  

原尿とは、尿の大元の液体のことでしょうか。

つまり、糸球体は腎臓で一番最初に血液を濾過する装置、というわけですね。

では次の尿細管とは? 

 

尿細管
尿細管とは、糸球体と腎盂(じんう)をつなぐ、無数の管(ホースのようなもの)。
血液を濾過した原尿の中から必要なものを再吸収し、不要なものを集めて腎盂(じんう)に送ること。

  

ほうほう、つまり、腎臓に集められた血液を最初に濾過した糸球体から送り出された原尿とやらを、この尿細管で、さらに微細にろ過して次なる段階に流す、第二のろ過装置ということでしょうか。

ではその次なる段階の腎盂とはいったい? 

 

腎盂

腎臓と尿管の接続部で、漏斗状に広がっている部分。腎臓からの尿が集まる所。

 

おおお。

これが腎臓に流れてきた血液の最終濾過装置というわけですな。

つまりここで最後に濾過されて、尿として外に出されるということでしょう。

これでぼんやりとですが、腎臓内部の働きが見えてきました。

こうした部位が悪くなることで、腎臓全体の働きが低下するのですね。

 

腎臓が悪くなる流れ(ざっくりと)

 

濾過装置である腎臓の働きと部位の意味は、ほぼほぼ理解できました。

では次の段階である「腎臓が悪くなる流れ」というのを、これまたざっくりとですが、見ていくことにしましょう。 

 

腎臓の病気にかかる→急性の場合は治癒可能
腎臓の病気にかかる→慢性の場合は多くが回復不可能 

 

腎臓の病気には急性と慢性があるようで、急性は急激に腎臓の働きが悪くなる状態、慢性は数か月から数十年の歳月をかけてゆっくり進行したていく状態のことを指します。
そう考えると、慢性の腎臓病はかかった時間が長いだけに、治癒は難しいということになるのでしょう。

ゆえに、慢性の多くの場合は回復不可能ということになるのかと。
ではその病気とはどんなものがあるのでしょうか? 

 

急性糸球体腎炎
糸球体の炎症によって、蛋白尿や血尿が出る病気
罹患対象:1~4歳までの子供に多い。
扁桃や皮膚の炎症の治癒後に血尿や蛋白尿、浮腫み、高血圧が出てくる。
頭痛や吐き気、尿の量が少なくなったり、肺水腫にいたって呼吸困難になることもある。


慢性糸球体腎炎
糸球体の炎症によって、蛋白尿や血尿が出る病気。
一つの病気ではなく、さまざまな病気の総称ともいわれる。
蛋白尿や血尿が出る期間が一年以上。
血尿、蛋白尿、高血圧、めまい、肩こり、浮腫み、頭痛、倦怠感。
免疫反応の異常が原因と考えられる。

 

急速進行性糸球体腎炎
数週間から数か月の間に腎不全が進行して糸球体のほとんどが破壊されてしまう。
その結果、末期腎不全に。
中高年に多い。
免疫反応の異常が原因とされる。
倦怠感、微熱、食欲不振、尿量減少、浮腫み、吐き気、血尿、蛋白尿等。

 

糖尿病性腎症
糖尿病により血糖値が高くなり、動脈硬化が進行して、腎臓の糸球体の血管に異常をきたして起こると考えられる(原因は不明)。 

 

以上が主だった腎臓病ですが、中でも特に「慢性」がつく症状に気を付けなければいけないということでしょうか。

とはいえ、急性でも慢性でも「不全」のレベルではなく「病気」の段階であれば、どれもきちんと処置を受けて治療をすれば、治癒は可能なのかもしれませんが、そのまま放っておくと、いずれ慢性腎不全というものになって、最悪の場合、働かなくなった腎臓の代わりの手段をとらなければならなくなりますので、やはり早期に検査で異常を発見して、早め早めに処置を取るのが最善の方法だということでしょうね。

腎不全になると、体内の老廃物を尿として排泄できなくなり、血液に有害な物質が多くなったり、体に必要な成分が尿として出てしまうことがありますので、水分や電解質(血液に溶けている塩分)、血圧の調節ができなくなったり、浮腫みが現れたりする「尿毒症」の症状が出てくることもあるようです。

腎不全にも種類があり、急性の場合は適切な治療で回復する可能性がありますが、今述べた「慢性」だと回復が見込めない場合が多く、末期になると、体内にたまった老廃物を除去するために透析治療腎臓移植を行う必要性がでてくるようです。

非常にやっかいな病気だといえます。

 

まとめ

 

以上が色々調べてみて、なおかつ自分が理解できる範疇のものをまとめてみた結果です。
ここでようやく、冒頭の年配の男性の悩みが、おぼろげながら理解できたような気がしました。

尿からタンパクが出るというのは、これほど危険性があるということなのかと。

その方は、一年前から健康診断でその数値が出ていたということなので、これはかなりの確率で腎臓に問題があるといってもよいのかもしれません。

もともと健啖家で、お酒も好きな方なので、そういったことも関係しているのかもしれませんね・・

やはり普段からの食生活も大切なのでしょう。

腎臓病にかかったり、悪化して透析治療に至ったりすれば、病院での処置だけでなく、日常での食事制限も加わってくるようですので、家族の支えも必要になってくるでしょうし、そうなった場合に、もしそれが家族の負担になるようなら、管理栄養士による食事メニューの導入という形で、制限食を頼んでもいいかな?と自分では思ったりもしてます。

ほかにも、今月初めのNHKガッテンで、牛乳を飲むと腎臓の働きを良くして尿酸を排出するので、痛風にかかりにくくなる、という内容が放送されてましたが、「腎臓の働きを良くする」という一点で、もしそれで効果があるのなら、この方にもぜひとも牛乳を毎日コップ一杯飲むことをおススメしたいと思いますね。(ただすでに壊れてしまっていたら、難しいでしょうが)

juntarouletter.hateblo.jp

いずれにせよ、腎臓は一度壊してしまうと、二度と回復しない臓器と呼ばれているそうですので、本当にちゃんとした処置が必要です。

ご本人もおっしゃってましたが、医師からの適切な治療と指導で、一日も早く良い方向に回復されることを願っています。

もちろんこうしたことはまったく他人事ではなく、慢性腎臓病は初期段階では自覚症状がないようなので、たとえ今の自分の体調が良くとも、やはり定期的な検診は必要なんだなと感じました。

幸いにも会社の健康診断では、今のところ数値には問題がないのですが、年齢は重ねていくもので、今は大丈夫でも、これから先、何があってもおかしくありません。

何事も他人事とは思わず、普段から色々なことを気を付けて過ごさないといけないな、と改めて感じた出来事でした。

 

おすすめ記事

痛風を防ぐ!尿酸値を上げないための食事法とは?

簡単にできる!尿酸値を下げる生活習慣法

尿酸値を下げるアンセリン入りの野菜ジュースを飲んでみた!「一日野菜プラスアンセリン」

慢性腎臓病にならないためには早期発見が大切です(「チョイス@病気になったとき」より) 

参照サイト:

一般社団法人 全国腎臓病協議会(全腎協)

腎不全 | 病気について | 国立循環器病研究センター 循環器病情報サービス

糸球体とは - 生物学用語 Weblio辞書

尿細管について | 医教コミュニティ つぼみクラブ

腎盂(ジンウ)とは - コトバンク