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【NHKガッテン】逆流性食道炎の恐怖!胃酸で歯が溶けて咳が止まらない!予防改善法をチェック!

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今回のガッテンは胃酸SPです!

www9.nhk.or.jp

戦後の食生活や生活習慣の変化で、日本人のある部分が変化を遂げたことで起きている「体の異変」。

それは何か?ということを、そしてその改善法を番組の流れに沿ってレビューしていきたいと思います。

 

胸やけ、歯が溶ける、咳が止まらない原因は胃酸の逆流!

 

人間の胃には食物を溶かして、消化しやすくするために「胃酸」が存在します。

 

from: Wonderopolis

 

この胃酸のパワーはかなり強力で、番組の冒頭で人工的に作った胃液で肉を2時間浸けたところ、グズグズで溶けかかった状態になっていました。

この胃酸が悪さをするために、上のタイトルのように「胸やけ」「歯が溶ける」「咳が止まらなくなる」という状態が発生するというのです。

その悪さとは「逆流性食道炎」。

 

from: industry Tap

 

胃酸的には別に悪さをしているつもりはないのですが(笑)、この胃酸が増えすぎてしまうと、溢れ出た胃酸が噴門(みぞおちの辺り)と呼ばれる場所を抜けて、上に上がってしまう状態が起こります。 

胃そのものは、通常は粘膜で守られているため、胃酸でダメージを受けません。

しかし溢れ出た胃酸が食道にいくと、食道は粘膜で守られていないために、炎症を起こすこともあるのです。

これが胸やけと呼ばれるものです。

他にも、

 

咳が止まらない

歯が溶ける

中耳炎になる

 

があり、それぞれの症状の方の体験談を解説していました。

この中で最も衝撃的だったのは「歯が溶ける」ということ。

 

 

溶けてしまった方が映されていましたが、前歯が抜けてしまい、50代なのに前歯は総入れ歯になってしまったという・・

さらに中耳炎という、耳鼻科のお医者さんも発見して驚いた「胃酸」による悪さ。

まるで北海道の紅鮭のように上がってきた胃酸が耳や口にも侵入して・・・ギャー―ッ!

 

from: Middle Fork River Expeditions

 

繰り返しますが、胃酸自体は悪さをしているつもりは毛頭もなく(当たり前ですが)、増えすぎて溢れ出た胃酸の量が問題ということが、後ほど触れられる事実によって、耳にすらその影響を及ぼしているというのですよ!

 

胃酸の逆流の仕組みとは?

 

番組では、こうした胃酸の逆流のメカニズムを可視化するために「総軸8チャンネルpHセンサーカーテル」と呼ばれる専用チューブを使って、食後に産生される胃酸の分布を調べる実験を行っていました。

被験者の鼻の穴から胃の中にまで入れて、食事をしてもらいます。

その際に撮影したX線写真によって、胃の上部に酸性度の強い胃酸が発生しているということが分かりました。

つまり、

 

食べ物の上の層に胃酸が集中している

 

ということ。

これは胃酸を出す細胞は、胃の上部にだけ存在しており、食べ物が入ってくると、その上に胃酸が分布しやすいことからきているとのことだそう。

結果、胃酸の逆流が起こると、噴門から食道に胃酸が上がってしまうことになり、胸やけや咳、歯の悪化、耳にまで影響を及ぼしてしまうのです。

 

日本人に増えつつある「胃酸の増加」の原因は?

 

こうして番組は後半に移っていくわけですが、このときに登場するのが、今回の主役といえる胃の専門家、春間賢先生です。

 

from: 川崎医療福祉大学 - 春間 賢

 

イギリスの名優ビル・ナイ氏に似たナイスミドルな春間先生は、岡山県にある川崎医科大学総合医療センターの特任教授で、これまで10万人にのぼる胃の症状を診てきた胃のエキスパートです。 

あまりに胃を見過ぎてしまったせいか、「胃酸」「胃の粘膜」に愛着が湧いてしまったというから素晴らしい!

そんな胃マニア(すいません先生)であるドクター春間の注目した胃酸のある変化。

それは胃酸を出す細胞の数でした。

その数は40年前の日本人の数と比べると、1.35倍にもなるということ。

その結果、現代の日本人の胃酸を出す力が上がってしまい、胃酸の量が増えてしまったということなのですね。

胃酸が増えることそのものは消化を増すので悪くはないのですが、やはりそのぶん食道に上がりやすくなるという欠点がでてきます。

ではなぜ現代の日本人の胃液の出る細胞が増えてきたのでしょうか?

これも日本のビル・ナイ、春間先生がスタジオに来られて、そのメカニズムを明らかにされていました。

 

我が脳内の春間先生(写真はビル・ナイ)

from: daily express

 

それはずばり・・・

 

食べ物の変化

 

ということ。

かつては魚や炭水化物が主食だった日本人の食生活が、戦後、肉を食べる量が増えてしまったために、それを消化するための胃酸の細胞も増加したというのです。

 

 

肉を消化するには、多くの胃酸が必要になります。

こうした肉などのたんぱく質を消化するために、胃自らが鍛えられていったということ。

その結果、胃細胞が増え、胃酸の量もアップしたというわけですね。

他にも「胃酸が増えた」理由があります。

それは「ピロリ菌」

 

 

ピロリ菌で荒れた胃には胃酸が少ないという特徴があります。

かつての日本人の多くは、ピロリ菌を保持していたため、胃酸も少なく、現代のような逆流性食道炎が起こる素地が少なかったのです。

しかし衛生環境の改善や治療の結果、ピロリ菌の感染者が減り、食生活の変化に伴って、胃酸の量が多くなってきたということなのです。

このため20~30代の若者にも逆流性食道炎にかかる人が増えてきて、さらにヨーロッパやアメリカでは小児の逆流性食道炎も多いということ!

さすがは肉食の本場!

とはいえ、ピロリ菌は胃がんや胃潰瘍のもとになるので、除菌が推奨されているようです。

 

胃酸の逆流を防ぐ!生活改善法をチェック!

 

胃酸の逆流が起こりやすい人の特徴は、以下のようなパターンになります。

 

・肥満

・猫背

・大食い

・ストレス

・酒飲み

・食べてすぐに横になる

 

この中に一つでも当てはまる人は、胃酸の逆流に気を付けたほうが良いとのこと。

この中で猫背というのがありますが、これも一見、胃酸とは関係なさそうに見えますが、猫背の姿勢によって胃が圧迫されてしまい、逆流を起こしやすくなるためのようです。

同じことは肥満にもいえるようで、太っていることで胃に圧力がかかりやすくなるため、猫背と同様に胃酸の逆流を招いてしまいがちということですね。(胃そのものは大きくならないそうです)

あと「食べてすぐ横になること」ですが、胃の中の食べ物が動いてしまい、それによって胃酸の逆流が起こりやすくなるということだとか。

こうした胃酸の逆流を防ぐために必要な「生活のコツ」とは!

 

胃薬を飲む

・胃酸を抑える市販薬で胸やけ、ムカムカを抑える

・総合薬で胃の粘膜を保護する、胃腸の働きを良くする

・胃酸を増やす薬もあり

⇒ひどくなったら専門医に行くこと

 

食生活の改善

・食べ過ぎない(肉はエネルギー源に必要だが、量を減らすことが大切)

・腹八分目を目指す

⇒食生活を変えた効果は、一か月程度で現れ始める

 

食べ過ぎた時の胸やけ防止法

・枕を高くする

・食後30分は横にならない

⇒胃酸の逆流の防止

 

枕を高くすることで寝にくい人は、上半身を高めに設定して寝ることでも同様の効果が得られるそうです。

専用のベッドもあるようですが、一般的には毛布や掛布団をもう一枚用意して、それを折りたたんで頭の下に置けば、上半身全体が少し高く傾斜して、胃酸の逆流を予防できるようですね。

 

まとめ

 

個人的には春間先生の人柄というか、スタジオで話される姿に妙に見入ってしまった、今回のガッテン。

なんというか、品があるというか、穏やかといいますか、独特のユーモアもあって、人を引き付ける何かをお持ちですね。

自分的には何度もいいますが、ビル・ナイに似ていたので、そこがまたダンディというか・・

 

ビル・ナイ

 

それはまあ横に置いておいて、胃酸の逆流の原因が病気にあるのではなく、日本人の食生活の変化にあったということを初めて知り、進化とは新たな変化を生むのだなと、妙なところで納得してしまいました。

それだけ食生活の変化がもたらす人間の体への影響というのは大きいとうことですね。

そんな胃酸を出す細胞の増加を抑えるために必要な対策というのが

「腹八分目」

だったという、けっこうレトロな対策法に「ええ~」となってしまったのも事実(笑)

しかしまあ、大切なことは基本からといいますし、芸事の世界でも「最後は基本に立ち戻る」というほどですから、やはりここは日本の古くからの言い伝えに素直に耳にを傾けておきましょう。

食べすぎ、飲み過ぎには要注意!ということで!!

juntarouletter.hateblo.jp